千代田ツーリズムイノベーションベース(CTIB)
シェアスペース利用規約
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第1章 総 則
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第1 条 目 的
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一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構(以下「甲」という)は、千代田ツーリズムイノベーションベース(以下、「CTIB」という)の土地・建物所有者である千代田区並びに一般社団法人千代田区観光協会の承諾を前提に、2021年3月29日に締結した定期建物賃貸借契約(更新のない契約)に従い、2021年4月1日から2031年3月31日までの10年間、CTIBを千代田区の観光振興に資する取り組みを行う目的のもと、新たな観光事業の展開や観光事業者の育成、区内事業者との連携による地域活性化等を図るための施設として占有・運営管理する権限を委ねられており、本規約は、CTIBシェアスペース(以下、シェアスペース)並びに5階テラス利用について定めるものです。
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第2条 運 営
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- シェアスペースは、甲が運営管理します。
- シェアスペースとは、万世橋出張所・区民館5階505号室に所在するスペースのことです。シェアスペースは、利用者の申込内容に応じて利用できるものであり、利用者の業務や活動及び千代田区、甲が定める活動に利用できるものです。利用には、事前申し込みが必要です。
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第2章 利用者の資格
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第3条 利用者資格条件
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シェアスペースの利用は、法人または個人で、甲の会員並びに承認を得た方、CTIBテナント入居者、千代田区または、一般社団法人千代田区観光協会の承認や推薦を受けた方(以下、「利用者」という)が利用できます。
- 利用者のうち、甲の会員、CTIBテナント入居者、一般社団法人千代田区観光協会会員をCTIBメンバーと言います。
- 利用者のうち、前項に該当せず、第4条3項による登録者を一般会員と言います。
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第4条 申込手続 |
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- 甲の会員は、所定の申込専用ウェブサイトから利用日時・利用スペースの申し込みを行った後、会員システム「シクミネット」を経由して利用料金の支払いを行います。
- CTIBテナント入居者は、所定の申込専用ウェブサイトから利用日時・利用スペースの申し込みを行います。利用料金は、毎月25日締めにて賃料と共に請求とします。。
- 前項に定める利用者以外による新規申込者は、所定の申込書を提出後、甲並びに一般社団法人千代田区観光協会が利用を承認し、諸手続きについての書面を申込者にメールまたは、郵送で送付いたします。
- 前項に定める申込書を提出する際、シェアスペース利用希望者、本人(法人の場合は利用者)が施設の本規約を確認し、その内容を承諾したものとします。
- 前項にに定める申込書提出後、甲は本規約第8条に定める初期登録料及び初回利用料の請求書を発行します。その納入を甲が確認した時点で、申込者に施設利用権が発生します(以下「主登録」という)。施設利用開始日までに入金が確認できない場合、甲は施設利用の承認を取り消す場合があります。
- 前項に定める主登録後、甲は利用者に対し会員システム「シクミネット」アカウントを作成します。次回申込分より、利用料金の支払いはウェブサイト上の「シクミネット」からお支払い頂きます。
- 2項並びに第7条3項以外の利用者は、利用当日予約時間の10分前に甲の事務所にて入退室鍵となるIDカードを受け取り、以後利用開始となります。
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第5条 利用契約
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本規約第4条の申込手続に基づく利用希望者の申込みと、甲の承諾により、甲と利用者との間でシェアスペースの利用契約が締結されたものとします。
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第6条 登録内容の変更
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利用者は申込書に記載されている住所、会社名、役職名、氏名、連絡先などの登録内容に変更があった場合、甲が定める方法にて速やかに変更届を提出するものとします。
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第7条 ID カード
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- 本規約第4条7項に従い、甲は利用者にIDカードを貸出します。IDカードは施設利用の際、入退室と複合機の利用に必要となります。
- CTIBテナント入居者は、入居時にIDカードを発行します。
- ロッカー契約者は、契約時に入退室鍵(複合機利用不可)を発行します。
- 施設利用後は、甲の事務所にIDカードをご返却ください。利用時間を過ぎて、利用者の所在が不明且つIDカードの返却が確認できない場合、追加利用料金や紛失手数料を請求する場合があります。
- IDカードを紛失された場合は、速やかに甲に連絡してください。紛失には手数料1,000円(税別)を頂戴します。
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第3章 料 金
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第8条 初期登録料及び施設利用料
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- 施設の利用についての初期登録料、利用料及び施設利用料は表―1の通りとします。
- ① 初期登録料は、原則返還しません。
②利用料は、キャンペーンなどにより価格が変動する場合があります。
③利用料は、原則利用日の3日前までにお支払いください。
④当日利用時間を延長した場合の利用料金は、終了後に現金またはクレジットカードでお支払い頂きます。クレジットカードの場合、「シクミネット」よりお手続き頂きます。第9条2項に該当する場合は、
当日精算不要です。
➄キャンセルは、3日前までにご連絡ください。当日100%、前日50%、前々日30%のキャンセル料が発生します。3日前までのご連絡はキャンセル料不要となります。
⑥入金済みの申込日が本規約の第14条4項に該当する場合、振込手数料は甲負担にて全額利用料を返金します。
⑦キャンセルの場合、入金済みの利用料は、前項に定めるキャンセル料と振込手数料(330円)を差引いて利用者の指定口座振り込みにて返金します。
⑧領収書は、「シクミネット」上での発行が可能です(クレジットカード支払いのみ対応)。別途発行ご希望の方は、甲までお知らせください。
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第9条 施設利用料の支払い
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- 支払い方法は、会員システム「シクミネット」を通じてクレジットカード、コンビニ決済、銀行振込のいずれかでお支払い頂きます。なお、各種支払い手数料は、利用者の負担とさせて頂きます。
- 法人登録利用者は、月次利用分を毎月25日締め翌月末支払いとする請求書支払いが可能です。
- オプション利用分については、利用日当日終了後に現金でご精算ください。
- 甲は、施設利用料が経済事情の変動、公租公課の増額、近隣同種施設の利用料との比較等により、著しく不相当になったときには、予め周知の上、利用料を改定することができるものとします。消費税が変動した場合も同様とします。
- 初期登録料、初回の利用料は、甲が発行した請求書に基づき、本規約第4条5項に定めるとおり、施設利用開始日までに、以下の通り、甲の指定口座にお振込みください。
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第4章 施設概要
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第10条 利用施設及び各種サービス
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- 利用者は、シェアスペース並びにテラスを申込時間内において利用できます。入室は10分前より可能ですが、退出時間は、予約終了時間を厳守ください。なお、ご利用にあたり、表―2の各施設の利用時間等を予めご確認ください。
- 利用者の遺失物、忘れ物については一定期間保管の上、期間終了後は処分します。
- シェアスペース
- 机・椅子は、使用後元の位置にお戻しください。
- 利用者によるレイアウト変更や席数変更を禁じます。但し、予約席数以内での椅子移動は可能です。
- 全スペース利用は完全貸切ではありません。ロッカー、複合機、自販機等利用のため入退室する場合があります。
- 予約席外に設置された備品を移動して利用することを禁じます。
- ゴミは決められた場所に捨ててください。ゴミの持ち込みはご遠慮ください。
- テラス
- テラス席の事前予約はできません。座席に空きがない場合は使用をご遠慮ください。
- 甲に事前承認なくテラスを占有、または長時間利用することを禁じます。
- テラスは、避難経路につき、非常口並びに導線をふさぐような物品の配置や常設を禁じます。
- テラス用の折畳テーブル、椅子は使用後必ず元の位置にお戻しください。持ち出しや5階テラス以外での使用を禁じます。
- ロッカー
- ロッカー契約は、第3条並びに第4条に定める主登録を行った利用者向けのオプションサービスとなります。
- 利用者は、事前申込の上、表―1に定める所定金額を支払うことでロッカーを利用することができます。尚、最低利用契約は2か月以上とします。
- 利用料金の支払いは、「シクミネット」を介して自動引き落としとします。
- 解約は、終了1か月前までに甲に対し申し入れを行うものとします。但し、解約の申し入れをした場合でも解約の効力が発生するまでの利用料を支払わなければならないものとします。
- ロッカー内の物品等の紛失・盗難等の損害について、甲は一切の責任を負いません。
- ロッカーはダイヤル式施錠付ですが、破壊等に対する防犯対策はなされていません。
- ロッカーの設置場所は、変更になることがあります。
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第11条 ゲストによる施設利用
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シェアスペースは、原則として利用者のみ利用することができます。但し、デスクC、デスクD並びに全スペース利用の場合、上限人数以内であれば、利用者以外のゲストが施設を利用することができます。
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第12条 第三者の利用禁止
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利用者は、如何なる事由にせよ、名義を第三者に貸与することを固く禁じます。また、第三者がロッカーを使用することは厳禁とします。万一、これらが発覚した場合、甲は利用契約を即時解除できるものとします。
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第13条 防犯カメラ
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万世橋出張所・区民館は、防犯カメラにより館内の状況を常時録画し、防犯の抑止に努めております。警察等公的機関から求めがある場合、必要とする映像記録を千代田区が提供することを利用者は予め承諾するものとします。
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第14条 休館・休業日
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本施設の休館並びに休業日は、以下に定める通りとします。但し、千代田区からの指導他で指定した日以外の休館が生じる場合、甲は出来るだけ速やかに利用者に周知することとします。
- 22:00-9:00の間、時間外利用はできません。
- 年末年始休館(12月29日〜1月3日。但し、土曜日、日曜日が重なる場合は変動します)
- 施設内の点検、工事等により休館する場合があります。その場合は予めお知らせ致します。
- 大型連休、お盆休暇、甲の業務に係る不在日(イベント実施日等)は休業となる場合があります。
- 甲の業務都合等により急遽休業となる場合があります。
- 3項並びに4項において、CTIBテナントは、予め甲への申請並びに承諾を得た上で、甲がCTIBテナントに貸与するIDカードにより利用することについては妨げません。
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第15条 施設利用にあたっての禁止事項
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甲は、如何なる事由にも拘わらずシェアスペース内及びテラスを含む施設敷地内(以下「施設等」という)において次の行為を禁止します。
- 爆発性、発火性のある物品、その他危険または不潔・悪臭のある物品を搬入し、格納すること。
- 動物を搬入し、または飼育すること。
- 喫煙すること。
- 飲酒すること。
- シェアスペース、テラスを除く、指定場所以外での飲食。
- 申込席以外のスペースの占有、または利用日時を過ぎて長時間、長期間利用すること。
- 不特定多数を誘導すること。
- 吸殻、発火の恐れがある紙屑、塵芥、その他の廃棄物を甲の指定する場所以外に捨て、放置すること。
- 暖房、採熱のため木炭、石油、その他燃料を使用すること。
- 冷蔵庫、電熱器、電気ストーブ、電気毛布、電気ヒーター、電気ポット、コーヒーメーカー、湯沸器、電子レンジ、複合機(コピー機)等を持ち込み、使用すること。
- 甲が定めた電気容量以上の利用によって、停電等を発生し、他の利用者に迷惑を掛けること。
- 館内LANにおいて、大量のデータ通信を行い、他の利用者の通信を妨害して迷惑を掛ける行為。なお、この場合、甲は即時に当該利用者の館内LANの利用を停止することができるものとします。また、故意・過失に関わらず、パソコン他のハッキング等の行為も同様とします。
- 他人の営業、執務を妨害すること。
- 利用スペース外への侵入や他のフロアへの入室。
- 宿泊すること。
- 甲に事前承諾なく行事や集会などを行うこと。
- 甲に事前承諾なく販売活動、宣伝活動、勧誘行為、示威行為を行うこと。
- 自転車、自動車などを甲の指定する場所以外に置くこと。
- 物品の放置、或いは看板、広告、掲示板、写真等を設置若しくは貼付すること。
- 備品並びに共有物を施設外に持ち出すこと。
- 大声での会話、大音量の音を発する行為並びに振動を起こす行為。
- 施設等の安全、品位保持の妨げになる一切の事項及び行為。
- その他、公序良俗に反する一切の行為。
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第5章 免責事項 |
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第16条 免責
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甲は次の各項に定める如何なる場合も、一切の責を負わないものとします。
- 甲は利用者に告知の上、甲が必要と認める修理・変更・改造または保守作業(停電・断水等を伴う)を甲ないし当該建物所有者が行うことができ、利用者は自らの責任で上記修理等に対処するものとします。甲が上記修理等を適切に実施したにもかかわらず利用者が不便・損害を被ることがあった場合。
- 甲は、水道、通信、電力等の施設等内の設備について、常に良好な状態を保全・保持するように努めるものとしますが、万一施設等内の設備に障害が生じた場合。
- 甲は、騒音、臭気など施設等内の環境について、利用者と協力し、その向上に努めるものとしますが、万一それらを理由とする障害が生じた場合。
- 利用者が大量の電源を利用する等により、停電他を生じた場合。なお、甲はその復旧に向けて最善の努力を行います。
- 利用者のパソコン及び通信設備機器がハッキング、ウィルス感染他により他の利用者に損害を与えた場合。
- 甲は、利用者所有のPC(パーソナルコンピューター)他における施設内無線LAN の設定及びその他設定等の操作に関して一切の関与が出来ないものとします。やむを得ず甲の職員が利用者所有のこれらの操作を行う場合。
- 千代田区の指導により、施設等が一時避難場所等に指定を受け、利用者が適切に施設等を利用できない場合。
- 震災、風水害、火災、盗難その他甲の責に帰することにできない事由により利用者が損害を被った場合。
- 利用者相互間に紛争、盗難、紛失等が生じた場合。
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第17条 損害の賠償 |
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利用者や来訪者の故意または過失によってシェアスペース及び共用部分の設備・備品、甲所有の造作物に生じた損害は利用者がその一切を賠償するものとします。 |
第6章 解除
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第18条 契約解除
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いずれの当事者も、他方当事者が本規約に違反したときは、相手方に対して相当期間を定めて履行の催告の上、その期間内に他方当事者が履行しないときは利用申込を解除することができます。なお、申込が解除されたにもかかわらず、利用者が所在不明の為、利用者自身が申込を解除出来ない場合には、利用者は甲に対して本物件内の動産の処分権限を授与したものと見なし、甲は利用者の承諾を得ることなく、甲の判断で本物件内の動産を廃棄する等の処分ができるものとし、処分に係る費用は利用者に請求できるものとします。また、利用申込時の書類送付先・変更届のあった住所に宛てて利用者に対し書類を送付しても利用者から何ら回答の無い場合、甲は利用者を所在不明と見なします。
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第19条 無催告解除
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1. 利用者に下記の事由があった場合、甲は催告を要せず直ちに利用契約を解除し、当該利用者のシェアスペースに対する入室を制限又は禁止することができるものとします。甲の解除通知について、利用者がその受領を拒否し、または転居等によってその受領をしないときは、通知の発送を以て、その効力が発生したものとみなします。
① 施設等を本規約第1条の使用目的から逸脱した用途に供したとき。
② 利用者が利用料の支払いを2回以上遅滞したとき、若しくは、度々支払を延滞し相互の信頼を著しく害する場合及び支払不能となった場合。
③ 他の利用者の施設利用に著しい妨害を与えたとき。
④ 甲及び他の利用者(CTIBテナント含む)の名誉若しくは信用を害する等の不信行為があったとき。
⑤ 主務官庁から営業許可取消処分を受けたとき。
⑥ 仮差押、仮処分、強制執行、破産、民事再生、会社更生、解散等があったとき。
⑦ 公序良俗を害し、あるいは甲の信用を害すると認められる事実があった場合。
⑧ 規定以上の電気量を使用したとき及び故意(ウィルス感染未対策含む)に大量のデータ通信を行ったとき。
⑨ その他本規約各条項に違反し、甲と利用者の信頼関係を損ない、利用契約の継続に支障を生ずると認められる事項があった場合。
2. 前項各号に定める解約原因たる事実により、甲の受けた損害につき利用者は賠償責任を負うものとします。
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第7章 その他
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第20条 消費税
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利用者は、本契約に付随して甲が利用者から受領するすべての金員のうち、消費税の課税対象となるものについては、その消費税分を利用者が負担することに同意するものとします。なお、消費税率の変更があった場合には、本契約における消費税を含む施設サービスの利用料等の金額は自動的に変更されるものとします。
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第21条 変 更
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甲が必要と認めた場合、本規約を変更することができます。その場合、甲は利用者に、変更内容を周知します。 |
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第22条 規定外事項
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本契約に定めのない事項ならびに契約条項の解釈に疑義が生じたときは、関係法規及び商慣習に従い甲及び利用者は信義・誠意をもって協議・協力し、その解決にあたるものとします。
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【付 表】 ※本ページ内の各項目をご覧ください。
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≪表-1: 初期登録料、施設利用料≫
表-1-① 主登録(一般)
表-1-② 施設利用料(CTIBメンバー)
表-1-③ 施設利用料(一般会員)
表-1-④ オプション利用料
表-2:利用時間
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