2018年8月から2019年9月にかけて、内閣官房長官を議長とする観光戦略推進会議において取りまとめられ、政府の今後1年を目途とした行動計画プログラムが発表されました。
詳しくは下記観光庁サイト掲載資料をご確認ください。
▼観光庁:報道発表「観光ビジョン実現プログラム2019」を策定しました!
http://www.mlit.go.jp/kankocho/topics02_000170.html
※観光庁掲載資料より、スポーツツーリズムに関連した記載を一部抜粋します。
◎新規:<スノーリゾートの活用>
アジア市場や欧米市場など、各地域がターゲットとする層の誘客に向けて「スノーリゾート地域の活性化推進会議」(座長:JSTA会長 原田宗彦)で得られた知見を活かし、設備更新の投資促進のための環境整備検討、グリーンシーズン活用も含めた官民連携コンテンツ造成、外国語対応可能インストラクターやパトロールの確保に向けた外国人材の活用等の方策を検討。
◎新規:<スノープロモーションの実施>
アジア市場、欧米豪市場を対象にスノープロモーションを戦略的に実施し、冬季の地方誘客を促進。
○改善強化:<世界に誇るサイクリング環境の創出>
国内外のサイクリストの全国各地への誘客を図るため、日本を代表し世界に誇りうるサイクリングルートを国内外にPRするナショナルサイクルルート制度を2019年度中に創設し、サイクルツーリズムを推進する。
◎新規:<シェアサイクルの導入促進>
観光庁が指定する地域において、訪日外国人旅行者に対して手軽な移動手段を面的に提供するシェアサイクルの導入促進を支援。
◎新規:<スポーツMICEの招致・開催支援に向けた検討>
スポーツMICEの戦略的な招致活動支援並びに各競技団体等が国際競技大会や国際会議等のスポーツMICEを開催する際に必要な準備をまとめたガイドライン等のありかたについて検討するワーキンググループを設置。
○改善強化:<試合の観戦だけでなく地域の魅力を体験するスポーツツーリズム等の各種の滞在プランを造成し、海外に発信>
・スポーツツーリズムセミナーの開催、武道ツーリズムを推進する団体の設立に向けた検討会の開催、関係省庁と連携した新たなコンテンツ開発、受け入れ環境整備、国内外へのプロモーション展開、「スポーツ文化ツーリズムアワード」及びシンポジウムの開催。
・地域スポーツコミッションの活動支援、好事例の発信、「スポーツツーリズム需要拡大戦略」に基づくアウトドアと武道ツーリズムの長期継続的、通期通年型の取組に重点を置いて支援。
・スポーツツーリズム情報を日本政府観光局のSNSやアプリ等で発信。ツアー情報のほか、ウェブサイトからプログラムの予約ができるようにするなど海外に向けた情報発信を行う。