
2025年2月6日、横浜市のVlag Yokohamaにて、「APEC SPORTS POLICY NETWORK(ASPN)Roundtable Meeting & Forum」が開催されました。
このフォーラムはAPEC加盟国が参加するASPN Roundtable Meeting(年次総会)で、過去2回(2018・2023)東京で開催されており、今回は横浜開催となりました。JSTAからは、中山事務局長とスタッフの瀧山が参加。午前中のRoundtable Meetingでは各国のトピックスのプレゼンと参加国間で意見交換を行い、午後はスポーツ関係者も加えてASPN Formを開催し、国際スポーツ大会のプレゼンやスポーツテックの事例を共有しました。
(Roundtable Meeting参加国:中華民国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、イギリス(IAEH)、日本 ※IAEH(International Association of Event Hosts:国際スポーツ開催都市連合)
13ケ国、約100名のスポーツ関係者が参加し、日本からは愛知名古屋アジア・アジアパラ競技大会J組織委員会及びワールドマスターズゲームス関西大会組織委員会がブースを出展するなど、貴重な情報共有・意見交換の機会となりました。
JSTAと連携している中華民国教育部体育署(日本のスポーツ庁に相当)は、IAPS(Center of Industry Accelerator and Patent Starategy of National Yang Ming Chiao Tung Univ. 国立陽明交通大学)と共に2016年以来ASPN事務局を運営しており、APEC Human Resources Development Working Groupの傘下で活動をいます。
APEC スポーツ政策ネットワーク (APEC Sports Policy Network, ASPN) は、APEC人材養成作業部会 (Human Resources Development Working Group, HRDWG) の下で、2016 年 9 月にチャイニーズ・タイペイによって立ち上げられました。APEC各エコノミーのスポーツ関連部門、国際スポーツ組織、国内外の学者や専門家などの代表を招待し、政策対談や事例共有を行います。この8年間で、日本、ベトナム、フィリピンを含む国内外で10回の大型国際会議が開催され、APECの各経済体から高い評価を受けています。
ASPNフォーラムでの議論と交流は、アジア太平洋地域におけるスポーツテクノロジー人材の国際的な流動と協力を促進し、より強固なスポーツテクノロジーイノベーションエコシステムの構築に貢献します。また、アジア太平洋地域におけるスポーツテクノロジーのイノベーション分野での発展を推進する上で重要な意義を持ち、より緊密な協力基盤を築き、スポーツテクノロジーの未来に新たな可能性と成長の原動力をもたらします。
【関連記事リンク】
▼台北駐日経済文化代表処(Taipei Economic and Cultural Representative Office in Japan)
https://www.roc-taiwan.org/jp_ja/post/102045.html
▼Sporcal
https://www.sportcal.com/press-releases/annual-grand-apec-sports-event-the-2025-aspn-round-table-meeting-forum-held-in-japan/