JSTAについて
JSTA(ジャスタ/日本スポーツツーリズム推進機構/Japan Sports Tourism Alliance)は、2011年6月に観光庁がとりまとめた「スポーツツーリズム推進基本方針」で掲げられる方針に則り、今後のスポーツツーリズムの中心となるオールジャパンのスポーツツーリズムを推進する組織として、2012年4月に一般社団法人として設立されました。

JSTA設立の原動力となった観光庁、そして現在はスポーツ庁とも連携を深め、政府のマスタープランに基づいたスポーツによるまちづくり、合宿やイベントの開催支援など、日本各地のスポーツ資源をつなぎ、スポーツツーリズムの魅力を最大化させるため、法人・自治体・スポーツ団体など約150(2024年10月現在)の会員 とともに活動しています。
会長あいさつ
長い間、日本の観光業では、スポーツと観光がセットで語られることはありませんでした。しかしながら、マラソン大会やトライアスロン大会をはじめとする参加型のスポーツイベントが全国で開催されるようになり、国際スポーツイベントの開催やスポーツ合宿の誘致が盛んになるにつれて、「する」「見る」の両方に関与するスポーツツーリストの存在が顕在化し始めました。そのような状況の中、2010年に観光庁でスポーツツーリズムが提唱され、2012年にはスポーツツーリズム推進基本方針が策定され、一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構が誕生しました。
スポーツツーリズムには、スポーツを「する」「観る」以外にも、旅行やスポーツを「支える」人々との交流、スポーツが楽しめる隠れた地域資源の発掘と魅力化、そしてスポーツイベントの誘致やインバウンド観光の促進など、多様な視点を盛り込んだ「スポーツによって人が動く仕組みづくり」の構築が必要となります。
私ども一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構は、スポーツツーリズムの中核組織として、普及啓蒙活動をはじめ、産学官の連携ハブとしての役割や会員間におけるビジネスマッチング、ネットワーク促進を充実させることで、我が国におけるスポーツツーリズムの発展に寄与して参ります。
会長 原田 宗彦